不妊治療は、まず、不妊とはどういうことなのかを知ることから始まります。不妊治療を受ける必要があるとされたカップルの中でも、妊娠できる確立は、年齢などの条件によって50~3%とかなりの差があります。
さらに、進め方や方針も千差万別なので、色々な場面で沢山の決断を迫られます。
自分達はどこまでの事をやりたいのか、健康状態や子作りに対する考え方等を話し合っておき、お互いの気持ちや状態を確認しながら自分達にあった方法を選択していきましょう。
■病院選びのポイント
産科・婦人科・産婦人科・レディースクリニックと呼ばれるところで治療や検査を受けることになりますが、不妊科や不妊治療を専門に行っている病院を探し出すのは結構大変です。
HPなどで不妊治療に関するデータや妊娠率、治療内容等を公開しているところもあり、それを参考にして選ぶことは出来ますが、公開していない場合は、最初に、きちんと確認しておくのがポイントです。受け答えから信頼できそうかどうかを判断するのも良いでしょ う。
■検査
医療機関で主審すると、問診や検査が行われます。男性・女性共に必要な検査や問診がありますから、二人で受診するようにしましょう。
また、検査には大変なものも多いので、転院を希望する際には、前の病院で行った検査内容や結果を次の病院へ持っていくと、再検査の手間が省けます。
■一般不妊治療
不妊治療は内容によって、一般不妊治療と高度生殖治療の2つに分ける事ができます。
一般不妊治療は、基礎体温や複数の検査から排卵日を予測する。排卵誘発剤を使って排卵周期を調整して妊娠しやすいタイミングで行うタイミング法、男性から採取した精子を妊娠しやすい状態にして女性の体内(子宮)へ注入するなどがあります。
■高度生殖医療
一般不妊治療を一定期間行っても妊娠しなかった場合、患者の意思によって高度生殖医療へステップアップする事が可能です。
高度生殖医療とは、体外受精や顕微鏡授精と呼ばれるもので、費用はかなりかかります。
体外受精は、卵子と精子を取り出して精子の力で授精させてから戻す方法で、さらにステップアップすると、授精そのものを人の手で行う顕微鏡授精になります。
■サプリメントの摂取
病院での治療はとても大切でが、その一方で、サプリメントの摂取も必要です。女性の生理的な悩みの原因は、食生活や栄養バランスの乱れからくるものが多くあります。
このため、栄養バランスを整えて体の中をキレイに健康にする必要があります。マカやザクロ、イソフラボンなどの他に、妊活サプリメントの摂取も妊娠しやすい体作りに役立ちます。
妊活サプリとは