年末年始になると、会社の忘年会や同僚との飲み会など、食べ過ぎ、飲み過ぎの機会が増えることでしょう。
こうした生活が何日も続くと腸に負担がかかり、その結果、腸が疲れて機能が低下して「腸疲労」の状態におる恐れがあります。
腸が疲れると、食べ物を消化・吸収する力、水分を回収する力、便を体外に排出する力の3つの機能が低下します。
腸の疲労状態は外から見ることはできませんが、便秘、下痢、臭いおならが出るといった状態は、腸が疲労しているサインです。
臭いおならや便秘は、食べ物を消化・吸収する力が低下したことにより、腸内環境が乱れ、悪玉菌が優位になることによって発生します。
また、疲労した腸は動きが悪くなって、便を排出する力が低下することによって便秘の原因となります。
下痢は、水分を吸収する力が低下したことにより、便の水分量が増えてしまった状態なのです。
便秘や下痢は、食べたものによっても左右されます。甘いものを食べ過ぎると便秘に、アルコールのとり過ぎは、下痢になりやすくなると言われております。
また、腸はストレスの影響を受けやすいことから、仕事で気を使う飲み会の席が続くと、腸疲労はさらに加速してしまいます。
便秘を悪化させる要因は?